トゥモローワールド

2006年の近未来絶望系SF
監督 アルフォンソ・キュアロン
主演 クライブ・オーウェン

2027年のロンドン、18歳の世界一若い男が亡くなったニュースを、食い入るように見てる群衆のシーンからこの映画は始まる。
突然子供が産まれなくなって18年経過した世界は、どこか絶望感が漂っていて、市街は汚く、道路には東南アジアのバイク便の様な車両が走っていて、爆弾テロもしょっちゅう起こるが、ロンドンらしさは辛うじて残っている。

主人公のセオ(クライブ・オーウェン)はそんな世界に未来を見れないでいたが、20年ぶりに出会った恋人に巻き込まれる形で、ある少女を国外へ連れ出すため奔走する。
何故なら、その少女は人類の未来そのものであった。

大体のあらすじはこんな感じなのだが、この映画は臨場感が凄い。
ワンショットカットという長回しのシーンを多用し、会話だけならまだしも爆破シーンやカーアクションシーンやあんなシーンもワンカットで撮っているため、臨場感が本当に凄い。

監督はハリポタのアズカバン、アカデミー賞を取ったゼロ・グラビティの人である。

映画館で観てみたかった...
10点中8点